こんにちは、えみーです。今年も、昨年の読んだ本リストまとめておきます。
2015年は仕事を辞めて時間ができたり、編集・ライター講座で紹介されたり、資格試験受けたりなどで、例年よりは本(コミック・ラノベを除く)を読みました…!
年間33冊。グラフを見ると偏りはあるけど、ギリギリ毎月何か読んでる!
2015年読んだ中で特によかったのは、
この2つかな。
「イシューからはじめよ」は読んでいて著者の考えが明快だったのが、読後1年経ってもいい印象がある理由かもしれない。内容も、自分の中で「これどうやればいいの」とモヤっとしている部分を的確に表現してくれているように感じた。私が共感できるのは職種もあるだろうけれど、人にも勧めたい本! どうやらKindle本もあるらしいし。
「Photoshop仕事術」は私がPhotoshopの専門家ではないからかもしれないけれど、2015年で読んだワーク系本(技術書含む)で、一番ワクワクした本だった。デザインを作り上げる部分って、やはり自分のイメージを形作るところなので、とても楽しい。2016年はもう少しデザインを形にして、発表していきたいな。
↓以下、読書メーターの記録。
自分用メモ、33冊の内訳。
- 技術書…5冊
- デザイン系(カラーコーディネーター含む)…7冊
- 編集ライター系…9冊
- シナリオ系…3冊
- 起業系…3冊
- 自己啓発系…4冊
- その他…2冊
2016年は、時間制約は厳しくなってしまうと思うけれど、基本的に継続して「毎月1冊読む」と「技術&デザイン&シナリオ」の3軸をまた読んでいきたい。
あとは、毎月読んだ本についてもう少し細かくメモしていこうかな。忘れちゃってる部分も多いのが悔やまれる。再読すればいいんだけどさ〜。
2015年の読書メーター 読んだ本の数:33冊 読んだページ数:7977ページ ナイス数:44ナイス
女神 (Truth In Fantasy)の感想 ものすごく読み応えあった…。いったいいつ読み出したんだろう?ようやく読み終わった。メジャーなところから知らないのまで、世界中の女神を扱った本。いろんな女神がいて、創作意欲が沸き立つ。メソアメリカの神様などはかなり際立つ印象。また辞書的に読み返したい。 読了日:12月19日 著者:高平鳴海,女神探究会 電子書籍で1000万円儲かる方法の感想 タイトルと内容がズレてる印象。内容は、電子書籍に率先して乗り込んだ2人が漫画界について語っている。漫画以外にも通じるところはあるけれど、漫画の視点で楽しんだ方が本としては意味がありそう。 読了日:12月9日 著者:鈴木みそ,小沢高広 カラーコーディネーター検定試験2級公式テキスト カラーコーディネーションの感想 11/28の試験に向けてようやく一通り目を通した。。日本語わかりづらいところも多いけど、過去問はこのテキストの穴埋めの感じ。 色彩に関して、ユーザーの視点、作る側の視点を踏まえて、だからこういう色の選択をしているという具体例につながっていく。モノの色を考える人のための資格なんだなぁと実感。試験はどうかなー、、 読了日:11月24日 著者: Chef実践入門 ~コードによるインフラ構成の自動化 (WEB+DB PRESS plus)の感想 Chefの前提知識がほぼゼロの状態から読み出した。読み始めてから1年ぐらい?この本のおかげで、無事、仮想環境(vagrant)やAWSに環境ができた。基礎から大規模運用まで1冊の範囲は幅広い印象。実例コマンドが多くて、自分の作りたい環境に合わせてすぐ応用できた。細かい設定はもっと使い込まなきゃいけないけれど、最初としては十二分! 読了日:10月15日 著者:吉羽龍太郎,安藤祐介,伊藤直也,菅井祐太朗,並河祐貴 シナリオの基礎技術の感想 昨年の終わりから読み始めて、ようやく読み切れた…。シナリオセンターの基礎講座でテキストのように使用する本。シナリオと小説の違い、特に「フィルムに書く」=映像を書くことを意識させようとする本だった。また、ストーリーそのもの以上に、キャラクターたちのドラマに重きをおくことを繰り返し語っている。結局、人間が感情移入するのは、人間の感情であるということ。 この2点をどう意識していくかを、感覚ではなく、具体的に「技術」として記してあるためわかりやすかった。ボリュームは大きかったけれど…! 読了日:10月12日 著者:新井一 まんがでわかる 7つの習慣の感想 7つの習慣、オススメされたので、入門に漫画版で読んでみた。漫画版なのでサクッと読めてイメージがつかめ、要約ページが4ページで落とし込んでいくことができたように思う。1〜3は自分磨き、4〜6は他人との関わり、7は総括。1〜3は自己反省も含めて結構腹落ちしたのだけど、4〜6は自分の中でまだまだ像が繋がらない。実践したり、読書したりしながら、指標の1つにしていきたいところ。 読了日:10月4日 著者: Webデザインの現場ですぐに役立つ Photoshop仕事術の感想 PhotoshopでレスポンシブWebデザイン用PSDカンプを作る本。Bootstrapをベースに、グリッドを意識したデザインを取り扱っている。手取り足取り作業の記載があり、かつTipsも充実していて、読んでいてサクサク作れたし面白かったし良書だった。やはりデザイン+実装していけるようになりたい… 読了日:9月15日 著者:鷹野雅弘,黒葛原道,牧下浩之,三浦将 超図解 勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本の感想 アドラー心理学の要点をまとめ、図も交えてさらっとわかりやすく解説してある本。シンプルで読みやすい。移動時間で読めた。 「共同体感覚」や「目的意識」を重視しているあたりから、人間をメタに見ようとした心理学のような印象を受けた。もう少し詳細な本も読んでみたい。 読了日:8月30日 著者:中野明 おうちで学べるセキュリティのきほんの感想 セキュリティについて浅く広く、しかも誰でも実践できる内容のワーク付きで、大変読みやすかった。インフラからアプリまで、テクニカルに関してのセキュリティは網羅してある。読みやすくて、頭の中も整理できて、「あ、これ実践できてないな」という気づきもあって、基礎の総復習になった。 図書館で借りた本。 読了日:8月14日 著者:増井敏克 創作の極意と掟の感想 小説の要素について筒井康隆の見解が述べられていく本。ひとつひとつの項は短く、内容も硬そうに見えてとっつきやすい。反復の項は特に力が入っていて、小説と他の芸術などの反復との比較が面白い。全体的に、作家はアイディアこそがタネで、そこにどう繋がっていくかの視点が散りばめられている。 読了日:7月31日 著者:筒井康隆 ポジティブの教科書―自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則の感想 現状を受け入れて、「だからこそできること」を考えていく。当たり前のようで、疲れてくるとできていない。受け入れるって、何より強いなぁなんて思ったり。。 読了日:7月20日 著者:武田双雲 HTML5&CSS3デザインブック (ステップバイステップ形式でマスターできる)の感想 ひとつひとつ丁寧な解説、読みやすい文章でサクッと読めてとてもよかった。今までフィーリングですっ飛ばしていた箇所など、丁寧に解説されていると気づきが多くてよい。今後は辞書的に使うことになるかな。 読了日:7月19日 著者:エビスコム Bootstrapファーストガイド―CSS設計の手間を大幅に削減!の感想 レスポンシブWebデザインの実装に向けて。読みやすく、基本的な内容がざっと書いてあり、公式ドキュメントを読む手助けとして大変よかった。これを基本に、どう実装するか、どう活かしていくかを考えていきたい。 読了日:6月30日 著者:相澤裕介 「会社を辞めてフリーで・個人でまずは1年目をクリアする <独立成功>完全マニュアル」 (アスカビジネス)の感想 ざっと読んだ。マインドから、経理のことまで、基本になりそうなことがざっくり書かれている感じ。もちろん実施するにはもっと資料はいりそうだけど、舐めるのにはよいかという感じ。 色んなことを考えるけれど…。 読了日:6月29日 著者:塚田祐子 一発合格!カラーコーディネーター3級完全攻略テキスト&問題集 第3版の感想 6/21の試験のために読了。読むだけではつらい感じ。文字が多くイメージが沸きづらいところは適宜補完しつつ、演習や模擬テスト、あくまで辞書的な確認といったところ。 ただ、網羅性はあると思う。この本をベースに勉強しただけだけれど、テストの感触はよかった。さて結果は…? 読了日:6月20日 著者:齋藤裕子,垣田玲子 感性をみがく色彩検定3級シリーズ 冬編 (e色彩学校)の感想 春編と同じで、図も多く、レイアウトも電子端末に合わせてあってすごく読みやすい。ファッションのクイズも、色づかいがわかりやすくよかった。 読了日:6月19日 著者:長谷井康子 感性をみがく色彩検定3級シリーズ 秋編 (e色彩学校)の感想 春編と同じで、図も多く、レイアウトも電子端末に合わせてあってすごく読みやすい。残像や色の錯視の話も体感できてよかった。 読了日:6月17日 著者:長谷井康子 感性をみがく色彩検定3級シリーズ 夏編 (e色彩学校)の感想 春編と同じで、図も多く、レイアウトも電子端末に合わせてあってすごく読みやすい。色相環とかの話は、これだけカラーで示されると直感にも響いて大変よかった。 読了日:6月15日 著者:長谷井康子 感性をみがく色彩検定3級シリーズ 春編 (e色彩学校)の感想 色彩検定を受けた旦那からオススメされて読んだ。電子端末で読みやすいことをまず考えられていて、文字は大きく図は多くカラー。春〜冬編全てにいえるけれど、レイアウトも見やすくて、スマホでも読みやすかった。 どの編も、内容もたくさんの図を使って丁寧で、無知素人の自分でも面白くよめた。 読了日:6月12日 著者:長谷井康子 デジタルの夢でメシを食うためにボクらは!の感想 Web・ゲームの話題が中心。2006年の本なので、少し今と状況が違うのも面白い。発想の仕方は常に真似できるかな。 生み出すこと、他と違うことをやること、継続すること。それを達成したからこそ形になったものが見える。 読了日:5月30日 著者:米光一成 雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルールの感想 この本を読んで、雑談力を支えるものは「広い興味」であると思った。深い興味でもなければ、人間への興味でもなく、たくさんのモノへの興味。だから人との答えのない付き合いすら面白く感じる。 「最近、雑談をするにはエネルギーが必要だな」とは思っていたけど、自分の興味の幅が狭くなってたんだなーと。 読了日:5月21日 著者:齋藤孝 あたりまえだけどなかなかできない 起業のルール (アスカビジネス)の感想 "起業のルール"…こうすればできる、マインド中心に101個のまとめ。起業限定というよりは、「何かを始めようとするときの」マインド。モチベーションを保つための夢を持つとか、計画立てること!とか、あたりまえ(?)とかどこかで聞いた話も多いけど、ざーっとそういうことを復習するのにはよかった。 読了日:4月17日 著者:四ッ柳茂樹 文章読本さん江 (ちくま文庫)の感想 数々の「文章読本」を一歩引いた目線で分類、切り捨てていく本。文章読本を読んだ後に読むと、確かに……という感じと、いやいいところも取り上げようよwみたいな感じが入り混じる。 結局は文章読本は男性の階級意識をまざまざ見せている。文章は衣装、その時々にあった着飾り方をする、という結論。 途中、文章教育の歴史になったあたりは実感がない身には大変読みづらい内容だった。だがこれが一番長い。。 読了日:3月22日 著者:斎藤美奈子 インタビュー術! (講談社現代新書)の感想 "インタビュー"を記事を読む側の人から見ると、裏側〜て感じだった。結局見たものは、書き手のニュアンスが入りまくって文章になる。意識するだけで違いそう。学級新聞や社内報レベルだけどインタビューしたときは、なるべくすべてを伝えよう!とかしてしまっていた。これから(あるのかしらないけど)インタビュー記事を書くときには、いかに面白いところを切り出すかを考えようと思った。 読了日:2月26日 著者:永江朗 イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」の感想 良書だった。「バリューを上げるには?」というシンプルな疑問に対し、「重要なイシューにだけ取り組め」という答えを出している本。「とにかく長時間働け」という発想とは逆だと何度も明言している。 その意味で、1章のイシュードリブンがすべて。1章は他の章の2倍以上も長さもある。他の章は一般的な課題解決・プレゼン作成方法と酷似している。もちろん、「イシュー」に絶対的な自信を持っているからぶれない点は全章から読み取れる。 何に取り組むべきかをまず見極め、解の質をあげるのはその次…意識していこう。 読了日:2月25日 著者:安宅和人 インフラエンジニアの教科書の感想 良くも悪くも「教科書」だった。サーバ・ネットワークを中心に、広い分野の知見がさらっと書かれている印象。文面から著者の経験が読み取れる部分が少なく、不完全燃焼感。知見が広いのはわかるんだが。 p171からのLINEの実例は興味深く読んだ。 読了日:2月24日 著者:佐野裕 「超」文章法 (中公新書)の感想 論説文や学術論文要素が強い文章論。大変参考になる部分も多かった。途中から著者の趣味が入ってくるけれど。 抽象化に対しての話が面白い。学術論文と一般的な文と抽象化モデルの混ぜ具合が違うのかな。あと「とにかくはじめよう」という考え方もとっても好き。 読了日:2月19日 著者:野口悠紀雄 増補版 - ぐっとくる題名 (中公文庫)の感想 筆者が「ぐっとくる」タイトルについて、どういう種類のタイトルかを分類して、グダグダ(いい意味で)語る本。 方法論だとか体系的な要素はあまりはないうえ読みやすい口語体なので、ブログ読んでるみたいだなと思ったら、どうやらネット記事からの集約版らしい。 個人的な感想だが、「タイトル」も言葉で、誰が使うか・誰が受け取るかで全然ニュアンスも変わってくる。筆者と自分の視点が非常に違うからか、同じタイトルでもぜんぜん違う受け取り方が違うのが面白かった。 読了日:2月6日 著者:ブルボン小林 妊娠しやすい食生活 ハーバード大学調査に基づく妊娠に近づく自然な方法の感想 図書館でおすすめされていたので読んでみた。基本的には「健康になること」。そして、それを男女共にやること。統計データを基にした解釈なので、信頼できる。 特に脂肪酸のくだりは、大学以降まったく気にしてなかったので心がけていきたい。脂肪をとることが悪ではない。よい脂肪を選んでいくことが大切。 あと、アメリカの本だからか、やったらと肥満予防を投げかけてた。多いんだろうなあ… 読了日:2月4日 著者:ジョージ・E・チャヴァロ,ウォルター・C・ウィレット,パトリック・J・スケレット フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技の感想 事業所得の節税についての記載。電子書籍の個人出版など、サラリーマンのかたわら個人事業主となる可能性も高くなっている昨今、こういう読みやすい本はありがたい。基本的には「逃げずに確定申告に立ち向かえ」「その分いいことあるよ」というメッセージと受け取ったw 読了日:2月3日 著者:大村大次郎 新装版 日本語の作文技術の感想 「日本語」を書く上でのわかりやすさに言及した一冊。読点を打たずにわかりやすい文を書くにはどうするかなど、言葉の使い方や文法の捉え方から解説されていた。特に英語を翻訳する上で役立ちそうな、「日本語」独自の文法について触れている6章の話は、主格を表す「〜は」と習ってきた自分にとって非常に興味深く読めた。普通の文でどうすればわかりやすくなるかを考えてから、小説なり詩なりの独特な崩し方を考えていきたい。 読了日:2月2日 著者:本多勝一 悪童日記 (ハヤカワepi文庫)の感想 文章の書き方の勉強に。心情を描かない、「事実」だけを描くという書き方は、説得感を生む。読者側で勝手に心情は補完される。 読了日:1月15日 著者:アゴタクリストフ みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2014-2015年の感想 初心者にもスラスラ読める簡単さ。この本及び問題集で2015/1/25の試験を受験済み。試験問題のすべてが書いてあるわけではなかったけれど、試験で8割とれるぐらいの知識が身についたようだ。 余談だけれど、これぐらいの浅い内容は資格試験でなくてもどこかの教育の場で知っておきたい気もする。。 読了日:1月9日 著者:滝澤ななみ
読書メーター
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以下は、過去年度のメモ。
glorypulse.hatenablog.jp
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