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どっくんどっくんふるえる毎日を過ごしています

我が子7歳とITパスポートへの挑戦

こんにちは、えみーです。
子育てエンジニアAdvent Calendar 2023に参加させていただきます!

adventar.org

なんと2018年から毎年参加させていただいていますm(_ _)m
初めての子供を産んで、復職して1年が過ぎ、あまりにも時間がなさすぎて読書の習慣もblogを書く習慣もすべて失われながらただただ日々生きていたとき、
このAdvent Calendarを見つけて、書けたことがとても励みになりました。
また、「子育てエンジニア」のお仲間がたくさんいること、その方達のblogを読むことも楽しく、一読者としても毎年楽しみにしています。
今年も参加させていただけること、本当に嬉しく思います✨
@TAKAKING22 さん、今年も立てていただきありがとうございました・・!

記事の概要

今回の記事は、我が子7歳とITパスポートに挑戦するときに、どういうことをしたかなどを書いていこうと思います。

やはりエンジニアなので・・できれば子供と一緒にITやプログラミングやCSなど勉強したいですよね!?
その題材としてIPAの情報処理資格試験の入門「ITパスポート」を選んで、どういうことをしたか・どう感じたかなど書いていければと思います。

ちなみに、結果としては、小1の2月に合格しました…!
先に誤解のないように書いておくと、IPAのプレスリリース情報処理学会でインタビューを受けていた最年少の彼とは別人で、受かったのも彼の1年後です。
(2022年度自体は統計データ的には10歳以下は1人だったので…おそらく…最年少タイなのかな…たぶん…)

正直、本人がとっっってもがんばったので、
IPAさんから、何か、一言でも、褒めてほしかった…w



学習開始の状況ときっかけ

コンピュータに関することなどは年中(4歳)頃から

ルビィちゃんの絵本を読んだり、
glorypulse.hatenablog.jp

ゲームとしても、「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」を一緒にやってみたり、
glorypulse.hatenablog.jp

色々とビジュアルプログラミング系もやったり
(blogにはしてなかったので、またそのうち…)

なんとなく触れさせていました。

年長(5歳)の頃に、

  • 漢字が一通り読めるようになってきた
  • 四則演算・小数・分数はマスターした

あたりで、一度体系的な学習を入れてもいいかも?という話を夫としており、
夫から「ITパスポートはどう?」という提案がありました。

座学としては資格試験は目標がはっきりしているのでよいなというのは自分も同意で、
本人にも提案してみたところ「やってみたい」との返事があったので、とりあえずやってみようということに。

ちなみに算数検定は受けたことがあったので、資格試験自体は初めてではなかったのですが、
まあ、なんというか、軽い気持ち(?)で長い旅路が始まりました…。


かかった期間と使った教材

学習方法に関して、一言で言うと、愚直にやりました

だいたい年長(5歳)の夏頃に学習開始〜合格が小1の2月なので、合計では1年半ぐらいかかっています。

自学するスタイルはさすがにまだ当時はついておらず、私たちが教えられるときだけやっていたので、
土日中心で週2、1回につき30分〜1時間ぐらいで

  • テキストを一通り読み切るのが8ヶ月ぐらい
  • 問題演習で10ヶ月ぐらい(問題演習になってからは自学も増え、平日に寝る前に少し解くなどもありました)


テキストは以下(の、令和4年版)を購入しました。
理由は、表紙が一番かわいかったから(?)です。補足は自分たちができると思ったので、我が子のモチベーションがなるべく下がらないことに寄せました。
※リンクはアソシエイトリンクです


こちらの穴埋め式のドリルも合わせて購入したのですが、結論から言えば我が子の場合はドリルはあまり学習には効果的ではありませんでした。
自学して、自分でその言葉を頭に叩き込もう!ぐらい成熟した学習スタイルでないと写すだけで、効果が出づらいのだというのは発見でした…。
なので、テキストの理解に補助に使う程度で、全ページはやっていません。
※リンクはアソシエイトリンクです


また、直接的ではないのですが、あまりに前提知識がなかったので
途中でProgateさんでhtml/cssの演習を利用させていただき、Webサイトの作りや中身を体得してもらいました。
prog-8.com


問題演習については、過去問道場さんにお世話になりました…!!
www.itpassportsiken.com

最初は1分野ずつ、10問解いて、解説しながら一緒に振り返る。
だんだんと解く問題を増やす。
最後は、実践形式で100問解くまで増やしました。
間違えた問題を復習モードで復習し、復習時は私たちが一緒に振り返りました。


また、今まで受けたことのあった資格試験は算数検定で筆記だったので、
CBT試験は初めてだったため、ITパスポートの公式サイトから行える CBT体験ソフトウェア を利用させていただきました。
これは本当におすすめで、ITパスポートを受ける前には一度は通っておくと本番物怖じしないかと思います!


学習中に気づいたこと

テキストの購入時に

補足は自分たちができると思った

こう書きましたが、この戦略はミスでした。

テキストを前に、わーっとしゃべって解説すると、まあ我が子は上の空。
知らない情報、興味のない情報が大量に入ってきても、そりゃ聞けないですよね…。
ITパスポートって、ストラテジとマネジメントもあるので、そこが盲点でした。

あとはテクノロジもやっぱり難しいですね。
自分が基本情報や高度試験を受けたときは、テキストの補完って「経験」になのですが、
我が子はPCをあまり使っておらず、普段はマイクラぐらいがPCで遊ぶもので、他はiPadかSwitchなため、多くのイメージが沸かなかったです。
途中でhtml/cssで好きなWebサイトを作ってもらって勘所をつけてもらったり、
「使ってるものの裏側なんだよ」というのを伝えるのを意識しました。


また、敵を知らねば戦えぬ…ということで
10月頃に自分もITパスポート試験を一度受けたのですが、
びっくりするぐらいテキストや過去問と問題が違っていました。
(※当時はCBTになって1年ちょっとぐらいだったため、現在はテキストなどももう変わっているかもしれません)

ストラテジには知らない単語がたくさん出てくるし
テクニカルは頻出分野も何のその、基礎理論からAIまで満遍なく出てくるし
先ほども書いたように、自分は他から仕入れた知識で賄えるのですが、いやこれ我が子無理では。。となったのでした。

とはいえ「過去問を解く」ということ以外に試験対策としては思い付かず、
ニュース記事や普段の会話で最新情報は伝えつつも、
過去問道場で過去問をひたすらやりました。

ストラテジ・マネジメントは古い年度はあまりやらず(やらないわけではない)、直近5年をしっかり理解することにフォーカスし、
テクノロジは全年度やりました。
過去問道場サイトを見たところ、問題種類は1668問、回答数は5283問でした。

我が子ががんばった…

実は、まだ6歳だった10月に一度受け、落ちてしまいました。
それまでは算数検定を受けていたのみだったので、資格試験としては初めて落ちた経験…。

すごく悔しかったようで、
そこからすごく学習に身が入りました。
ひとつひとつ間違えた問題を復習し、私たちが行う解説に対しても上の空も減ってきて、
平日に親が見ていなくても問題を解けるように。

正直、自分が10月に受けた時に
テキストや過去問ではなくて、きちんとシラバスに則った広範な知識を付けないと受からない…という気持ちになり
もうすでにたくさん得られたものはありますし、もっとたくさんITに触れることに舵を切って、試験の合格にこだわらなくてもよいのではと考えていました。

ですが我が子が、受かるようにがんばりたいと意気込みを見せて、
雑談の中でもITの話をしたり、前向きに学習するようになったことで
それなら親は応援するのみと言う気持ちに。。

そして12月に受験するも再度落ちてしまったのですが、
2月に再度受け、とうとう合格…!

試験自体も10月に受けたときは40分ぐらいで退出していたのですが(私より早かった…)、
2月に受けたときは1時間半ぐらい考え抜き、退出。
最後まで考え抜いて、ギリギリではあったものの、彼ががんばったから得た合格だったと感じています。

もう最後は親の力ではなく、親としては褒めるしかできないです、、。


学習で得られたもの

著作権や、個人情報保護法など普段他のタイミングで出てくる話題についていけるようになったり、
システムの裏側で動いているもののイメージがついて、IT「センス」がよくなったのは感じます。

ですがそれ以上に伸びたのは正直なところ「読解力」…!
この、大人による大人向けの文章をひたすら読んだことで、大人向けの文章をガンガン読んでいくようになったのが強いです。

ITパスポート受験後、少し違う方面の興味があったのでそちらの勉強を始めたのですが、大人向けテキストや問題文を1人で読み上げる力がついていました。
これ自体はその後の学習に効いてきているので思わぬ効果でした。



また、これは精神的な面なのですが
我が子にとって「初めて"落ちる"試験を受けた、舐めてると全く受からないことを経験できた」のも重要ですが
親にとっても「我が子ががんばっても不合格になる体験」、そこからのサポート、合格…の一連の流れは良い体験でした。
もう我が子が受検中とか何も手につかないですねw

今後いつかは我が子にも"受験"のタイミングがきますが、それが初だと心が破裂する気がしたので、ここで経験できたのはよかったです…。


その後の我が子

他の興味ある分野にも広げていろんなことを学習しています。
学校でもビジュアルプログラミングが始まったのですが、日々ガンガン作っています。

親としてはITやプログラミング、CS分野はやはり自分たちの持っている知識は余すところなく伝えたいですが、
我が子自身の興味ある分野をひとつずつ知っていくことができる大事な時間だと思っているので
どんな分野でも一緒に見据えて、ひとつひとつ学習していこうと考えています。

最後に

というわけで、お読みいただきありがとうございました!
学習ログ的になってしまいましたが、何か子育てエンジニアのみなさまのお役に立てば幸いです。

Advent Calendar、今年残りも楽しみにしていますー!
(今年は気がついたらどこかに夫がいるようですw)

ビジョンを描くこと

どうもこんにちは、えみーです。

最近読んだ本や漫画や仕事での課題感などが、偶然重なり合って、自分なりのひとつの視点を描けた気がしています。
こういうのも偶然というよりは「仕事での課題感」が視点になって、本や漫画の受け取り方も変わっているのだろう・・とも思いますが。
自分の備忘録&決意表明的に書いておきます。

TL;DR

  • ビジョンを描くのが相当大事。他の仕事より優先してやる。
  • ビジョンがなければやったことが無に帰したり、右往左往してしまい結果的に時間がなくなる。
  • 自分はビジョンを描くのに時間がかかるので、練習から。

仕事での課題

マネージャーになって1年と少し。
相当プレイングマネージャーだったけれどバタバタ走り抜けた1年でした。
とはいえ感想としては「マネージャー向いてない・・」

その課題がようやく言語化できました。
おそらくこの2つです。

  • ビジョンを描けていない。描くのに時間がかかる
  • 人に仕事を振るのが苦手

今までは、ビジョンを描くのは得意ではないけれど、それなりには見えてるものはあるのかなーという自己認識でした。
とはいえ、マネージャーになって、1on1や出席しなければいけないミーティングも増えて、実作業時間はどうしても減ります。
そのときに、ビジョンを描くのに時間がかかってしまい
結果として、目の前にある仕事を優先させていました。

その結果、逆に時間が減っていたのだと感じます。
自分の作業がやってみたらいらなかったり、メンバーの作業に手戻りが必要だったり。
自分は企画(プロダクトマネジメントやプランニング)もそこそこ中核を担っているのですが、プロダクトやその案件でなし得たいことが定まらなかったり。

これはマネージャーでなくてもメンバーであっても必要なことで、
自分の気づきからいきなり手を動かすのではなく、
気づきを「課題」に言語化して、その先の世界としてどういう状態にしたいかを考えることで
手段をもっとよくできるのでは、と思います。


人に仕事を振るのが苦手なのは・・
ビジョンを描いてメンバーでなるべく一緒の方向を見ることでなんとかしたいところです。
現状もチームメンバーが自分から動いてくれてどれだけ助かったことか。。
おんぶに抱っこにならず、精進します。

読んだ本

コンサルの方の定番書。5年ぐらい前にも読んだのですが再読。

「イシュー」が、自分が「何をどうしたいか、何を解決したいか、解決したらどうなるか」そのものなので、ビジョンを描くところそのものの作業だと考えています。
イシューを定めるためには、ビジョンだけではなくて「アプローチの仮説」も必要なので、ビジョンをただ掲げるだけではなくもう一歩必要。
だけど仮説まで立って初めて物事を見る視点が生まれるので、必須です。

5年ぐらい前にも読んで名著ー!と思ったのですが、再読して「5年前には全然理解できていなかった・・」という気持ちになりました。
定期的に再読したい本。

読んだ漫画

マンガワンの全巻一気で読みました(5/19まででした・・すみません)
途中までは評判いいのか〜いろいろ時代を感じるな〜〜ぐらいで読んでいたのですが。
アツイ気持ちがとことん流れ込んできて、結局最後まで読みました。
北条はかっこよすぎる。渡海さんはとてもすき。

自分の頭で考えて、自分でどうしたいかを考えて、それに伴って行動する。
たくさんのことを流されるままに決めてしまう人生で、よいのか? いいわけないだろう?
というのが私が受け取ったメッセージです。


そしてここもビジョンなんだなと。
自分で絵を描いて、それを実現しようと考えるから得られる結果があるわけで
自分で絵を描かなければ、誰かが描いた絵の一部になるのみ。

そして、真に共通のビジョンを描けた仲間の強さ。
泣きました・・!



「上がこういっているからこうすればいいのか、気持ち悪いけど」という飲み込みを飲み込まなくていいのかという気持ちと
私の世界の優先度で仕事より家庭が圧倒的に上なことに罪悪感を感じないわけではなかったけれど
それは私の描く「こうしたい」という世界を実現する上で当たり前のことだという自分への説得材料と
それを踏まえた上で、私のできる・・扱っている社会課題への貢献を常に探っていきたい気持ちと。
完全に精神論ですが、自分自体の在り方やその肯定に繋がりました。結構こういうの大事。。

まとめ

ビジョンを描くのが大事。
目の前の仕事を置いてでもビジョンを描く。その心の強さを持つ。
結果的にその方が時間も生まれるはず。

ビジョンを描くのを続けることで
まずビジョンを描くという思考の癖をつけ、
自分の中でのビジョンを描くスキルを鍛えて、
(手法なのか頭の中でのマッピングなのかはわかりませんが)
日々進んでいきます。

これを再び見た数ヶ月後の自分へ:
PDCA回しましょうー!
ビジョンが描けていれば、その改善もできるはず。



というわけで完全に自分のためのblogでしたが、まあblogってそういうものですよね?
日々精進していきます!

4歳から7歳までのゲームとの付き合い方を振り返る

こんにちは、えみーです。

子育てエンジニアAdvent Calendar 2022に今年も参加させていただきます!

adventar.org

 

うっ、また前の記事は去年のアドベントカレンダーですね‥。

今年は仕事はマネージャーになったり企画だったりエンジニアリングだったり多岐に渡るようになり、
6〜7歳我が子の小学校入学や習い事開始、1〜2歳我が子のますます成長した破壊神ぶりなどでバタバタでした。

とはいえブログはもう少しコンスタントに書きます。。(1年ぶりn回目)

 

 

去年の記事では自分のインプット/アウトプットを記載させていただきましたが

glorypulse.hatenablog.jp

 

今年はまた全然違う角度から、我が家の子供とゲームの運用に触れつつ、ゲームで広がった世界について記載していきたいと思います!

エンジニアだと、ゲーム自体に対して業界は違えど若干中の人の気持ちもわかったりするとは思いますが、子供とゲームとの付き合い方は悩むポイントもあると感じています。

我が家のゲームの付き合い方をご紹介させていただき、1つのケースとしてご参考にしていただければ幸いです。

 

目次

 

我が家のゲームへの考え方

私も夫もコンシューマーゲーム…そして特にRPGが大好き(そういう世代ですよね..!?)で、自分たちが往年のスクエニのゲームなどからもらった感動を子供達にも知ってほしいな〜とは思っていました。

また、ゲームでたくさんの知識や考え方なども得られたとも感じています。

とはいえ、ゲームをやって無限に時間が吸われる感覚ももちろん知っているので、うまく時間に区切りをつけて導入できないかというのがテーマでした。

 

ちなみに、保育園時代のクラスメイトではまったく与えていない家も全然ありましたし、うちよりもゲームしっかり(?)やっている家もありました。

 

私の周りでは

  • 4歳ぐらい → 一部の子達のスマホやSwitchにみんな興味を持ち出す(ゲーム以外に、Youtubeも人気)
  • 5歳ぐらい → 多数の子がSwitchを所持しだす。一部の子は未所持だがゲーム自体は大好きな子とあまり興味を示さない子とどちらもいる
  • 6歳ぐらい → Switchは持っている子はかなり多い。頻度は家による

 

…1人1台Switchなんて、自分が子供の頃のスーファミが徐々に家庭に浸透していった頃とはかなり時代が変わりましたね!

我が子は現時点で7歳ですが、スマホはまだ与えていません。Switchは家庭共有を使ってもいいよ、というスタンスです。

ちなみに我が家は宗教的にはPlayStation教に入っているのですが、子供たちにはPlaystationはまだ早いですね!

 

ゲームの導入は4歳

4歳になった頃、親と一緒に Switchでは「星のカービィ スターアライズ 」をやるなどなんとなくゲームでは遊んでいましたが、自分で進めるということはまだやっていませんでした。

そして4歳の4月、コロナ禍で保育園を自粛したこともあり、家での遊びの1つとしてゲームを取り入れました。アニメのポケモンを見始めてポケモン大好きになってきたこともあり、「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ」が我が子が最初に1人でやったゲームです。

www.pokemon.co.jp

 

親から見れば平和だし懐かしいしとってもよかったです。

我が子はバトルはあまり好きではありませんでしたが、ファンタジー世界のロールプレイ自体はとても楽しかったようで、話も進めずに世界をぶらぶら歩いていました。(どうにか1年近くかけて殿堂入りしました)

ひらがなのみの設定が可能だったので、文字もちょうど読めたのもよかったです。
最初はゆっくりでしたが、徐々に読むスピードがあがっていました。

ちなみに初めてフリーザーに会った時には怖くて泣いていましたが…(全然怖くない)>

 

未就学児の頃のゲームの制約 ... 勉強したらできるルール

ゲームは基本的にはご褒美で、
「ドリルを1ページやったら10分」というルールで開始しました。

これが我が家はうまくハマって、結局未就学児の頃は続けました。

 

勉強に外的報酬をつけるか?というところは、それはそれで悩ましいですが

結果論としては、うまく導入できたのではないかと感じてます。

 

成果としては、算数は未就学児のうちに、数検8級まで合格したり、小2レベルの漢字までマスターしています

また、小学生になってこのルールを撤廃し勉強とゲーム時間の関係性をなくしても、勉強を(今のところは)コンスタントに続けています。

 

ゲームに限らずですが、外的報酬の導入にあたって、個人的に意識したのは以下の2点でした。

  • 外的報酬はあくまで最初の導入で、勉強自体にモチベーションが出てきたら撤廃に動く
  • 成果ではなく(試験を合格したら、とかではなく)、プロセス(ドリルをやるなどやれば終わるもの)への報酬とする

 

ゲームを導入して良かった点

総合して「良かった」と感じています。ポイントとしては

  1. 友達とゲームの話で盛り上がったり一緒に楽しめた
    • ゲームがなくてもなんらか楽しめるとは思いますが、保育園から小学校に上がる際に環境が大きく変わってもゲームの話で最初の繋がりができたのは、親としてはほっとしました。
  2. ゲームから広がる興味や必要なスキルが培われた
    • ポケモンは良IPで、動植物への興味がわきますね。(4-5歳)
    • ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ」はひらがなのみの設定ができたこともあり、ひらがなを読むスピードは格段にあがりました。読書はその前から好きでしたが、それまで以上にたくさん楽しく読むようになりました。(4歳)
    • New ポケモンスナップ」ではコントローラー操作が格段に上手になり、色々なゲームへの親和性が上がりました。このあと以前やっていたカービィなども上手になり、ゲーム自体がより楽しくなったようです。(5歳)
    • ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング 」は相当ハマって、ゲームプログラミング自体への興味が湧きましたし、下地の考え方が養われたのかビジュアルプログラミングソフトにスムーズに入ることができました。(5歳)
      • ※このゲームだけはプレイ時間の制限外にしていました。この件については後述します。
    • 星のカービィ ディスカバリー」から、カービィの音楽にハマり、今年の夏のミュージックフェスに行きました。その後カービィの曲を弾きたくてピアノで耳コピを始めたり、ピアノ自体の練習も増えたり、目覚まし時計に音楽作曲ソフトウェアからインポートしたりしました。(6歳)

  3. 単純に、とても楽しそう
    • ゲームの世界を歩くことがとても楽しそうな我が子を見るのは素直に良かったと思います。

 

また、1人でやることで家族のコミュニケーションが減少しないように、一緒にやれるゲームは一緒にやって、むしろ家族のコミュニケーションを増加させています。

おかげで(?)「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールはダブルパックですし、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 」はとうとう3本ソフトを買うように。。

先に挙げたように私も夫もゲーム大好きなので、子供と一緒にゲームをやれるのは楽しい限りなのですが、
子供がゲームをやるようになって手が離れた!という感覚はなく、むしろ子供に追いつくために夜の自由時間のゲーム占有率は上がり他のことをやる頻度が減りました・笑

 

視力が落ちかけた

ただ最も大きなデメリットとして、、5歳の終わり頃、視力が落ちかけました。

先ほど挙げた「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」は時間制限なしで運用していたところ、
休日などで出かけられないとかなり長くやってしまっていました。

結果、就学前の視力検査でどうにかAだったもののギリギリで、一番小さいものはわからないものが出てしまいました。

慌てて眼科に行ったところ、軽度の遠視になっていて、やはり遠視でも同じ画面を見過ぎないようにと指導を受けました。

そこから長くても30分でしばらく運用したところ、家の中で一時期見づらくなっていたものへの反応などはよくなっていき、今は視力検査も危なげなくなりました…。。やはりゲームが原因だったか…というのが我が家での見解です。

 

長時間のプレイは最初は気を付けていたものの、途中から油断していましたし、ゲームプログラミングにハマっている我が子を見るとワクワクしてしまい止められなかったのを反省しています。。

 

6歳 (小1) からのゲームとの付き合い方

小1になってからはプレイ時間はドリルをやったら、という制限はつけていません。

が、勉強自体は今のところは続けられています。

年長の頃に目が悪くなりかかったので、プレイ時間が長くなってくるとやめてねーと声はかけています。本人も自覚したのか、「あとちょっとー」はあるものの、だいたいやめてくれるようになりました…!

とはいえ平日は学校になって保育園よりも始業も早いですし、学童や習い事でほとんど時間はなく、ほぼ休日しかやっていないです。

 

また、保育園で仲良かった子が引っ越してしまったのですが、その子とはMinecraftのリモートプレイで遊ぶようになりました!

www.minecraft.net

 

Google Meet繋いでマイクラリモートプレイ…小1やるなぁ…と眺めています。

イクラ自体はSwitchではなく、iPadから導入して、今はWindows PCでやっています。

マウス操作とか慣れるかな〜と思ったのですが、画面タッチできるので無意味でした…!

 

冷静に振り返ると、制限を無くした小1からは家の中の遊びはかなりゲームになっていますね。ゲームをやっていないときはだいたい本を読んでいます。(攻略本やカービィの小説がほとんどですが、、)

 

子供との会話もほとんどゲームの話です。コミュニケーションの1つとしては全然よいのですが、もっと学校のことを話してくれてもいいんだよ! とも思ったりします。

とはいえ、年が上がれば段々と親と話さなくなっていくことが予想される中、子供と共通の趣味が持てたことはやはり嬉しいです。

 

 

今後のゲームの付き合い方

今後は勉強もどんどん難しくなりますし、別の興味もまた増えていくので、興味あるものの1つとしてゲームとは引き続きうまく付き合っていきたいです。

できれば、学年が上がっても勉強だけではなくてゲームの時間などの興味を伸ばす時間を諦めたくない…!

 

現在7歳の我が子にはうまく導入できたかな、と思う一方で、下に2歳児に対しても同じような与え方をするかはわからないです。

というのも、上の子はおっとりのんびり&文字や本を読んだりするのが大好きインドアタイプなのですが、下の子は主張が激しく常に動き回り破壊しまくり公園大好きなアウトドアタイプなので、性格も特性も真逆なのです…。

ゲームをうまく遊びの1つとして取り入れていけたら良いという観点で、また下の子も4,5歳頃からはゲームの付き合い方を練ることになると思います。。

 

というわけでここまで書いてきましたが、どんなものも子供や親の特性によって関わり方は変わると思いますので、我が家のケースが皆様の参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。子育てエンジニア、来年も楽しんでいきましょう〜!

復職して8ヶ月でのインプット/アウトプット

こんにちは、えみーです。

今回の記事は 子育てエンジニア Advent Calendar 2021 - Adventar の10日目になります!

adventar.org

なんとこのアドベントカレンダー、2018年に見つけてから毎年参加させていただいており、今年で4年目になります…! 企画ありがとうございますm(_ _)m

 

今回の記事では、2人の育児をしながら復職をした今年を振り返りつつ、エンジニアとしてのインプット/アウトプットをどう作ったかあたりを書きたいと思います。

ケーススタディにでもなれば幸いです><

 

目次

  • 目次
  • 復職してからの生活
  • 時間はどこにもない
  • 今年のインプット/アウトプットは業務中が中心に
  • 子供とできること
  • どうにか生き抜いた8ヶ月でした

 

※2021/12/12更新しました

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2020エンタメおぼえがき

どうもこんにちは、えみーです。

2021年に入ってblog書くの3回目‥! 内容のよしあしはありますが、書きたいことを今のうちに書いておこうということで、筆をとっています。今回のは完全にただの日記です。

 

というところで、2020年に楽しく味合わせていただいたエンタメのなかから抜粋していくつか記録しておこうと思います!

項目だけ見たい方(?)は目次を見ていただければ!

 

目次

  • 目次
  • 子どもとアニメ
    • アニポケ
  • ゲーム(スマホ)
  • ゲーム(コンシューマー機)
  • 漫画
    • 1000円ヒーロー(完結済み)
    • 左ききのエレン
  • 音楽
    • B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day 1〜5
  • さいごに

 

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2020読んだ本リスト&おすすめ本

こんにちは、えみーです。

毎年恒例?の読んだ本リストです。とは言っても、4冊。。

特に仕事している間は全然読了まで持っていけてないのが丸わかりです。仕事が終わったら毎日ヘトヘトになってしまうのをどうにかしないと、4月に復職したらまた同じことに(むしろ子どもが増えた分もっと読めなく;)なりそう。。

 

目次:

  • 2020年のおすすめの本
  • 2021年の目標...
  • 2020年の読んだ本リスト(読書メーター)
  • 過去の読んだ本リストエントリー

 

2020年のおすすめの本

2020年は、久しぶりに数学ガールシリーズから数学ガールの秘密ノート/場合の数」を読みました。この読みやすさに対してこのインプット、相変わらずコスパいいシリーズですね〜! やはりよかったです。うちには(主に旦那の趣味で)数学ガールはほぼ全巻あるので、読みたいときに読みたいジャンルの本が手に取れるのが大変良いです。

 

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5歳(年中)で小2の漢字ドリルを終えるまで

こんにちは、えみーです。

2021年あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします。

 

お正月は2人の子どもとまったり家で過ごしました。

そんな中、我が子5歳がとうとう小2の漢字ドリルを完了しました!

去年は家で過ごす時間が増えた & 子の年齢的にも色々取り組めるようになった、というところで、知育的なモノに取り組む機会は増えましたが、
漢字自体はその前から子どもが自発的に取り組んでいたので、忘れないうちに記しておこうと思います。

  • 前書き:我が家の教育方針
  • 漢字に興味を持つようになったきっかけ「路線図」
  • その後の漢字へのアクセス
  • 一度漢字に飽きてしまった
  • ゆるく再燃
  • 振り返りと今後

 

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